切る ニッパー[ランク−A]キットで必ず使う工具! 切る
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◎ニッパーの役割と選び方
 通常キットを作るうえでニッパーがないと困ります。それは基板に部品を差しハンダ付けまで出来ましたが部品の足は伸びっぱなしです、これではショートして部品が壊れたりします。そこでニッパーの出番です! 無駄な部品の足をニッパーで切り落とします。これがニッパーの仕事ですがその他に電線を切ったり被服むきなどにも利用できます。
 参考・・・太い銅線や鉄線はやはりペンチが良いでしょう
 <この工具の役割は何があるの?> 

・ハンダ付け後の部品の足を切る。
・電線を自由な長さに切る。
・電線の被服(ビニール)の皮むき。
 (これはチョット練習すれば出来るようになるよ)


XX やってはダメ! XX

 いくらニッパーは線を切る道具だとしても銅線専用ですので鉄線やピアノ線なんて切ってはいけません。また小型ニッパーでは太い銅線は切ってはいけません。
 実際無理に切ったらどうなるのうまくいけば1本目くらいは切れるかもしれませんがニッパーの切った部分はおそらく刃が欠けて使い物になります。

<購入アドバイス>
 電子工作ではあまり大きなニッパーは必要ないと思われますので写真を参考に選択してください。組み立てを行う場合は大きめなニッパーも準備すると良いでしょう。
これ以外にもいろいろありますので各社ホームページで確認するか、部品屋さんに相談すると良いでしょう。
<購入方法>
<数回しか使わない場合> 小型のニッパーで十分です。(ホームセンターなどで購入可)
<ある程度やりたい場合> 下記の小型ニッパーを1本あれば良いでしょう(なるべく高めの物を)
<本格的にやりたい場合> 出来れば2本購入し1本は部品のジャンパー専用、もう1本は何でもカット用に持っていると良いと思います。その他に大きいニッパーも1本あると便利でしょう。
<チョットお勧め>
 購入に余裕があれば普通のニッパー以外にお勧めがGoodの「YN−12」です。この商品は女性向というかカット時の衝撃が少なくしかもジャンパーの切りカスが飛びにくい設計です。
(家の中でジャンパーを飛ばすと足などに刺さると痛いですからね)
 << 工具のサンプル写真 一覧表 >>
※この写真は各社のホームページより抜粋した物です(2003年10月現在)


N-32(130mm)
HOZAN
NS-3(128mm)
ENGNEER
YN-12(132mm)
Good
No.101(127mm)
HAKKO


N-4 N-12 NK-15 NK-36
※参考までに、こちらは太い線などをカットするときに便利な大き目のニッパーです。
  <ニッパーの使い方番外編>
<線の皮むきに便利!>  線を切るだけでなく線の皮むきも出来ますのでチャレンジしてみてください。

○まず皮のむく場所でニッパーの刃の部分を合わせます。
○軽く握り被服(ビニール)だけ刃を入れます。(2〜3箇所かるく被服だけ刃を入れると楽です)
○後は線と垂直の方向に引っ張ります。(結構力がはいりますのでしっかりと線を持ってください)
○上手く出来たかな!(内部の線まで切るとむけた被服に線が残っているので見てみましょう)
<ラジオペンチ>  線を切らないように上手にリード線を細工しよう。

 リード線やジャンパー線を曲げたり、ラグ端子になどに絡める場合はラジオペンチが便利ですがラジオペンチを持ち終わったらニッパーに持ち変える行程が紛らわしいです。
 そういうときに曲げたり絡めてロックしたりと慣れるとラジオペンチよりキッチリと加工できるようになり便利ですよ!(チカラかげんがだいじです。)
<ナット回し>  この場合新品でなく中古の切れない大きいニッパがあると試せます。

 それはナット回しです。ナット回しでもペンチでも回らない頑固なナット類はナット自体もボロボロで6角形でなくもう丸(円)になり引っかからない状態のときに中古ニッパーは優れものです。ナットにニッパーの刃を立てて挟みそのままニッパーを回転させてください、上手く行けばナットが外れるかも・・・
 もしそんなことに遭遇したらやってみてください。(注意:新品は使わないでね)
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